I am a JICA Junior Expert in Indonesia. Don't stop me now!

2011年3月31日木曜日

バクテリア

0.ジャカルタの天気
どんより曇り空。
そして、夜は結構涼しい。

1.3月の体調悪化の件
3月中はずっとゲリラ戦に苦しみ、中旬からは
微熱にも苦戦する日々が続いていた。

大きな仕事が片付き、やっと落ち着くか?と思いきや、
3月24日に39.5度まで体温急上昇。

ちょうど、その日はジャカルタに上京する用事があった。
任地出発時は37.8度だった体温は、下山するにつれ
上昇し、ジャカルタに着いた時には39.5度に・・・

もうフラフラになりながらジャカルタまで上京した。だって、任地の医者には絶対に行きたくないから!


発熱の件をJICAの健康管理員殿に連絡。
とりあえず、アセトアミノヘンを飲んで寝た。
一人でドミトリーで寝るのは心細かった。

翌朝、病院に行って検査を受ける。
結果は、
血便、バクテリア、細菌性腸炎。
体の中にバクテリアがいた!

その後、4日間は38.5度の発熱が続き眠れなかった。
しかし、抗生物質を飲み始めて5日目、嘘のように熱が下がり
解放(快方)へと向かう。

今週一週間は上司から療養休暇をいただき、ジャカルタで
ゆっくりしている。


<結論>
腸チフスじゃなくて良かった!

2011年3月21日月曜日

ニュースリリース2(3月13日~3月18日)

日イの高校生が清掃活動を実施!



3月15日にグヌン・グデ・パンランゴ国立公園(以下、TNGGP)にて
ゴミ拾いイベントが開催されました。このイベントには、日本とインド
ネシアの高校生が参加し国際交流を図りました。

日本からは、筑波大学付属坂戸高等学校(以下、坂戸高校)の生徒が、
インドネシアからボゴール農業大学付属コルニタ高等学校(以下、コルニタ高校)、
チアンジュール第一高等学校及びチアンジュール第二高等学校の生徒が
参加しました。また、普段からTNGGPを支援して頂いているPT SWT社(*1)
より4名の社員が参加し、さらに2名のJICA専門家が出席し公園管理
事務所は賑わいました。

司会を務める私


このイベントは、トヨタ財団「アジア隣人プログラム」(*2)の一環として
実施されました。「環境問題」をテーマとしつつ高校生の国際交流を図る
本プログラムでは、坂戸高校とコルニタ高校の生徒が定期的に相互訪問し、
最終的にはゴミ問題にフォーカスした成果物を出すことを目標としています。

清掃活動の方法を説明する公園職員と私

当日は、雨天ではありましたが、日イの高校生がグループを作り
TNGGP周辺の清掃活動を行いました。言葉の面で不自由を感じながらも、
日イの高校生が相互交流し、お互いの意見をぶつけ合う姿はとても印象的でした。

清掃活動を終えた高校生たち


青年海外協力隊隊員は、本邦と任国の懸け橋となることが求められています。
今後も、日イの相互交流を促すために鋭意努力していく所存です。

*1:PT SWT社(http://www.superwahanatehno.com/)
*2:公益財団法人 トヨタ財団:http://www.toyotafound.or.jp/

青年海外協力隊(平成22年度3次隊)
インドネシア林業省 自然保護総局
グヌン・グデ・パンランゴ国立公園
吉田賢一

2011年3月7日月曜日

ニュースリリース(2011年3月5日~7日)

ニュースリリース(2011年3月5日~7日)


2011年3月5日~7日にかけて、グヌン・グデ・パンランゴ国立公園(以下、TNGGP)の
設立31周年記念展示会が開催されました。林業省の職員や多くの地元住民が訪れ、
公園管理事務所は賑わいました。

多くの訪問客で賑わう公園管理事務所

TNGGPは、1980年に設立されたインドネシアで最も歴史のある国立公園の
ひとつです。TNGGPは、ASEAN(東南アジア諸国連合)の中でモデル公園
となることをめざし、日々の業務に当たっています。

さて、TNGGP設立31周年記念展示会にて、私は、来訪者に対してJICA事業の説明
及びコンポストの作成方法について展示を出しました。この展示会には、バンドン
から前田隊員(環境教育)、JICAインドネシア事務所より2名の所員が応援に駆け
つけました。

訪問者にJICA事業を説明
コンポストの作成方法を説明中

コンポストの作成方法を説明する前田隊員

JICA事業の広報は、青年海外協力隊隊員として重要な業務のひとつです。
配属先や地域の人々と協働しながら任務を成し遂げるためには、JICA事業及び
青年海外協力隊事業を任国の皆様に理解して頂くことが必要不可欠です。

今後も、様々な機会を用いてJICA事業及び青年海外協力隊事業を日本及び任国の
皆様に理解していただけるよう努力していく所存です。


青年海外協力隊(平成22年度3次隊)
インドネシア林業省 自然保護総局
グヌン・グデ・パンランゴ国立公園
吉田賢一

2011年3月2日水曜日

天気が良いと心も晴れる

0.天気
朝から快晴である。
久しぶりの良い天気。

気合い入れて洗濯してみた。

1.滝までの散歩
今日の事務所はフットサル大会。
事務所にいるのは、高校生のインターンだけ。

それでも、この国は回っているし、
今後もまわり続けると思う。

私は、公園のプロモーションビデオの撮影に同行。
ちゃんと仕事しました(笑)
また、今週と再来週にお客様がいらっしゃるので、
ハイキングコースの状態を確認しに行った。

最近の雨で足元がぬかるんでいる場所があったが、
スニーカーレベルで対応できる状態だったので安心。
ガイドウォークは重要な業務なので、きちんと事前準備
して、取り組みたいと思う。


公園管理事務所の前。この道を500メートルほど進むとハイキングコースの入り口

降水量が多いため、ハイキングコースには多数の小川が流れる

2.コツコツ、ネットワークづくり
事務所内の職員とは、飯を食ったり買い物に行ったりして、
かなり仲良くなれた。

次は、支所の職員たちとの交流機会を持ちたいと思っている。
当国立公園は、3県に跨っているため、県ごとに支所がある。
今月末から、各支所を巡回し、人間関係を構築したいと思う。

さらに、援助関係者とのネットワークづくりも欠かせない。
最近では、JICA関係者との飲み会に参加したり、
国際ワークショップに参加するなどして、名刺交換している。

こういうネットワークを上手に用いて、
良い仕事ができるように考えていきたい。
4月ごろには、ターゲットイシューを確定し、自分の業務を
確立して行きたいと思っている。

2011年3月1日火曜日

今週は大音響ウィーク

0.天気
朝からどんより曇り空。
昨日までの雨が上がっただけマシ。

洗濯物、乾くかなぁー

1.今日も大音響
今日も朝からカラオケ大会だった。
これでは、仕事にならない。
まぁ、公園の設立記念日があるから、
そもそも仕事なんてしなくて良いのだろう。

今日は、都会から際どい服装のお姉さんが来た。イスラム教的に大丈夫なのか?
30年前に六本木にいた感じのお姉さん。
彼女たちが今日のカラオケ大会を盛り上げていた。

公園管理事務所のエントランスにて

さらに、くじ引き大会も実施された。
当たった人は豪華景品がもらえる。
なんと、一等賞はホンダのバイク!

様々な景品が準備されていたが、
予算の出所は何処なのか?
怖くて聞くことができなかった。

私見だが、この国のガバナンスはまだまだ開発独裁時代を
引きずっていると思う。1965年から1998年まで、スハルト大統領が
政権を掌握。

彼は、公務員の数を増やしまくり、国家にぶら下がって生活する人間
の数をどんどん増やしていった。

その残影を今でも散見することができる。当国立公園にぶら下がるように
様々な「団体」がある模様だ。

様々な批判はあれども、この国は回っている。
そして、今後も回り続けるどうだろう。
この国のガバナンスには個人的に興味があるので、
今後も仕事をしつつも注意深く観察していきたい。

自己紹介

自分の写真
Kenichi Yoshida(Mr).サラリーマン生活を経て2011年年始よりJICA青年海外協力隊でインドネシアに赴任。2013年1月に本帰国。