晴天の日が続く。今年は、雨季と乾季の境目がはっきりしているという。
カラっと乾いた晴天。気温は23度前後。とても過ごしやすい気候だ。
ところで、明後日から配属先は断食明け休暇に突入する。
既にみんな仕事する気ナシ。
内緒で帰省を始める職員もいる。アルハンブリラー
1.Taman Nasional Gunung Halimun Salak訪問
グヌン・ハリムン・サラック国立公園を訪問した。
狙うは、サラック山Ⅰ(2,210メートル)登頂である。
ハリムン・サラック水系は、ポカリスウェットやヤクルトなど
日系の清涼飲料水メーカーが水源として使っている為、
一度山の様子を見てみたいと思っていたのだ。
特に、ゴミが投棄されているかどうか? これが気になる。
ゴミの投棄は、水源にとって脅威であり、飲料水の質に
大きく影響する。そこで、登山者にゴミ袋を配布するべく、
断食明けから、スポンサー企業を開拓する予定だ。
案の定、山にはゴミが捨てられていて、改めて
環境教育や登山者への環境ポリシー徹底が求められると感じた・・・
朝4時にジャカルタ出発。
公園管理事務所に到着すると、巨大カブトムシが出迎えてくれた。
巨大カブトムシ。手のひらサイズ。日本にはいないサイズだなぁー |
サラック山は、とにかく「深い山」である。
とにかく、山が深いのだ。上りは一苦労。
さらに、世界一雨が多い山であるため、
滑る個所が多い・・・
ちなみに、トレイルにはたくさん動物の糞が落ちている。
イノシシ、ジャワヒョウ・・・獣がたくさん棲む山。
こんな登りが何か所も続く |
実は、前日の中華料理がまだ胃腸に残っていたため、
かなり厳しい山行となった。しかし、第一三共胃腸薬の効果は
絶大で、吐き気は治まり、登頂に成功したのだった。
鎖場が三か所存在する。怖い。 |
登頂寸前の時は、グロッキー度99%。死ぬかと思った・・・
時折見える景色は、とても幻想的だった。 |
ずっと事務所に居ては、ゴミが捨てられているかどうか?
トレイルが整備されているかどうか?分からない。
同僚の職員にも、もっと現場に出てもらいたいと思う。
今回の山行はキツカッタ。
コブクロ「手紙」より引用
ー
泣いてしまうほど辛いのは 一番頑張った日の証。
そんな自分を時々は 休めてあげなきゃダメだよ。
ー
青年海外協力隊の応援歌である。
疲れた時はこの一曲!