I am a JICA Junior Expert in Indonesia. Don't stop me now!

2012年2月23日木曜日

ラジオ番組に出演(企業のCSR活動とゴミ問題について)

Smart FM Radioに生出演
企業の社会貢献活動と環境教育について語る



2012年2月22日、インドネシアのFMラジオ「Smart FM」の
「CSR Wisdom」という番組に出演しましたので、報告します。

「CSR Wisdom」は、NGOのIndonesia Business Links及び
経済紙の「Fortune」誌がスポンサーとして提供している番組です。
今回は、JICAの後援の元、「企業の社会貢献活動とゴミ問題」
というテーマでオンエアーとなりました。

当日は、NGO代表のYanti女史がモデレーターとなり、JICAからは
隊員のわたくし、そして、当国立公園の環境教育活動をサポート
して下さっているPT Super Wahana Tehno社(プリスティン)の
ベンジャミン氏を交えた対談となりました。


右側が隊員
私は、JICA事業について若干説明した後、任地での環境教育活動、
そして、プリスティンと連携した学校での出前授業について説明しました。

また、プリスティンからは、「国立公園は大切な水源地。今後も公園周辺
での環境教育を通じて水源を守り、消費者に安全でおいしい水を提供
したい。」とのコメントがありました。

オンエアー中に、インドネシア各地から電話やSMSでの質問が相次ぎました。
JICAは国立公園以外にも人を派遣しているのか?
日本でのゴミ処理はどうなっているのか?
等々、リスナーからの質問にも適宜回答しました。

インドネシアでは、多くの企業が社会貢献活動に興味を示しています。
しかしながら、ノウハウや経験の不足から、何から手をつけて良いのか
分からない企業も多いと思います。

国立公園は、環境教育や植林事業を通じて企業の社会貢献活動を
サポートすることが出来ます。現に、当国立公園では多くの日系企業が
植林や環境教育事業に取り組んでいます。

今後も、より多くの企業に社会貢献活動に取り組んで頂けるよう、
国立公園職員として努力いたします。

*1.Indonesia Business Links
http://www.ibl.or.id/

*2.Smart FM
http://radiosmartfm.com/


林業省 森林自然保護総局
グヌン・グデ・パンランゴ国立公園
青年海外協力隊(環境教育)
吉田賢一


2012年2月15日水曜日

出前授業(グデ公立第二小学校)

グデ公立第二小学校で出前授業を実施



2012年2月14日、当国立公園周辺のグデ公立第二小学校
にて出前授業を実施したので、報告します。

グデ公立第二小学校は、当国立公園と私有地との境界に
位置する小学校です。学校周辺は、お茶畑と豊かな森林
で彩られています。

私は、当国立公園チアンジュール支部の実施する出前授業
に参加し、インドネシアのゴミ問題について発表しました。

発表する隊員

高い経済成長率と人口増加が続くインドネシアは、
ゴミ問題と対峙せざるを得ません。今回は、ジャカルタ周辺の
ゴミ山の写真を見せながら、インドネシア全体としてのゴミ問題と
ゴミのポイ捨てやポイ捨てによる水質汚染等、身近なゴミ問題の
ふたつについて話しました。

プレゼンの後は、校庭で体験型学習、「見える化」授業です。
たとえば、下の写真は森林伐採が進んだ村で、なぜがけ崩れが
発生するのか?説明している様子です。

「見える化」授業の様子。

今後も、周辺小学校での出前授業を通じて、森林の役割や
インドネシアの直面する環境問題について分かりやすく解説し、
任国の社会経済の発展に向けて努力する所存です。


林業省 森林自然保護総局
グヌン・グデ・パンランゴ国立公園
吉田賢一



2012年2月9日木曜日

出前授業(チマチャン公立第一小学校)

公園周辺の小学校にて講演
教員向けにコンポスト講座を開催


2012年2月9日、当国立公園周辺のチマチャン公立第一小学校
にて講演及び教員向けのコンポスト講座を開催したので、報告
します。

チマチャン公立第一小学校は、昨年も出前授業を実施した学校
で、環境教育に力を入れようとしています。しかし、ノウハウの
蓄積がないため、私を中心に国立公園が環境教育の支援に
乗り出しました。

本日は、ムハンマド生誕記念日のお祝いのイベントに招かれ
ました。約200名の児童の前で、今後始まる環境教育プログラムの
説明をしました。

児童を前に講演する隊員。
来週以降、児童と共に次のことに取り組む予定です。
(1)ゴミの分別指導
(2)ゴミ箱の設置
(3)コンポストのメカニズム解説
(4)コンポスト実践

また、教員に対しては、環境教育のプログラム作成を
サポートする予定です。私の任期が終了した後も、継続して
環境教育に取り組むことが出来る体制作りを目指します。

今後も出来る限り公園周辺の小中学校に訪問し、
環境教育を提供できるよう同僚職員と共に取り組む所存です。


林業省 森林自然保護総局
グヌン・グデ・パンランゴ国立公園
青年海外協力隊(環境教育)
吉田賢一



ゴレンガン(揚げ物)

0.任地の天気
曇りときどき晴れ、突然豪雨。
先週までの暴風は止み、電線工事も終了。
無事に、電気ゲットである。

1.ゴレンガン(揚げ物)
皆さんは、ゴレンガンというコトバを聞いたことがあるだろうか?
ゴレンは揚げる、つまり揚げ物のことである。

インドネシアの揚げ物はヒドイ。
何がヒドイって、油がヒドイ。

何年にもわたり同じ油を使い続けるのだ。
色は黒くなり、まさに秘伝の油の様相。

任地にあるゴレンガン屋。黒い油である。

ゴレンガンが原因かは不明だが、インドネシア人が
よく罹る疾患は、
1.糖尿病
2.心臓病
これらの2つだそうである。

なるほど、油モノが多く、お茶には大量の砂糖が入り・・・
納得できるわけである。

ちなみに、インドネシアで一般的に販売されている油の写真。
しばらく放置すると、白い塊が沈殿する。
この塊が血管に詰まり、動脈硬化を引き起こし・・・

白いかたまりが沈殿する油

ちなみに、当国立公園の所長も心臓が悪いそうだ。

今日の一言
油には気をつけろ。


自己紹介

自分の写真
Kenichi Yoshida(Mr).サラリーマン生活を経て2011年年始よりJICA青年海外協力隊でインドネシアに赴任。2013年1月に本帰国。