I am a JICA Junior Expert in Indonesia. Don't stop me now!

2011年9月26日月曜日

疲れた時にこの一曲

0.ジャカルタの天気
蒸し暑い。でも、最近夕方になると雨が降り出す。
はやり、そろそろ雨季に入るのだろうか・・・

1.疲れた時にこの一曲
今月から村に入り込むようになった為、結構疲れが
溜まっている。疲れているときに聴く曲を紹介する。


(1)石川さゆり 『天城越え』
言わずと知れた日本が誇る名曲、との評判である。
メロディーが良い。気合いが入る予感がする。



(2)コブクロ 『手紙』
彼らの友人が青年海外協力隊隊員としてベトナムに
派遣された。その友人を応援するために作った曲。
協力隊隊員なら誰しも知っていると思う。


(3)ふでぺんボールペン 澪バージョン
テレビアニメ「けいおん!!」で歌われていた曲。
昨日、ジャカルタージャパン祭りで歌っていたインドネシア人を発見。
しかも、けいおん!のコスプレをしているインドネシア人たち多い!


(4)ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番
言わずと知れたクラシックの名曲。テクニック的なことは
全く分からないが、とにかく聴いていると落ち着く。素晴らしい。



山小屋勤務で疲れた時は、音楽たちに癒されている。
でも、すべてジャンルがバラバラなのが笑える・・・自己分析。



2011年9月23日金曜日

発酵液をつくる

0.任地の天気
昨日の夜、突然の豪雨。
これぞ、熱帯の雨!という降り方だった。

1.発酵液をつくる
僕が取り組んでいるのは、高倉式コンポストである。
土着の菌を活かした好気性のコンポストだ。

メカニズムは、
(1)菌をつくる
(2)菌と土壌を混ぜる
(3)菌が有機物(野菜カス等)を食べる
(4)堆肥となる

こんな流れである。

というわけで、まずは土着の菌を活かした発酵液作り。
インドネシアでは、テンペ(大豆の発酵食品)がよく
食されているので、テンペを使って発酵液を作った。


住民と一緒に発酵液づくり。

ペットボトルに水、砂糖、テンペを投入。
その後、よく振って1週間ほど放置する。

来週、後ろのピンク色のボックスに土壌と発酵液を投入。
どうなることやら、楽しみである。


2.モチベーション
現場で喜んでもらえると嬉しい。
コンポストの紹介をしたところ、

「こんなに簡単ややり方があるのか!
教えてくれてありがとう。」
と、村人のお爺ちゃんからすごく感謝された。

現場で感謝されるとモチベーションにつながる。
その日は、すごくビールを飲みたい気分だったが、
イスラム教の強い地域の為、泣く泣く諦めた・・・







2011年9月22日木曜日

村に入り込む

0.天気
任地周辺の天気は、午前中は晴れ、
夕方に一雨降って気温低下・・・

1.村に入って・・・
9月から村落開発支援業務を本格化させ始めた。
今日は、ターゲットサイトの紹介をしたいと思う。

名前:Pasir Buncir村(PB村)

PB村は、5つの町内会と22の隣組で構成されている。
僕のターゲットサイトは、第二町内会第一隣組だ。
総世帯数は87世帯、主産業は農業で美しい田園風景
が広がる。

田園風景が広がる


土地を持っている人間はごく少数で、村人は「労働者」
として農業に従事している。一日働いて賃金は約20,000Rp、
約200円、月の所得は約5000円。まだまだ貧しい。
20代の公務員の手取りが、月2万円前後だということを
考慮すると、農民の収入は極めて低い。

田んぼの真横にヤシの木。さすが、インドネシア。

そんなPB村にNGOが立ち上がった。名前は「Green Earth」。
この団体は、ゴミの再利用や環境教育を通じて、地域の清掃や
住民の環境意識向上の為、活動している。

PB村は、当国立公園のバッファーゾーン(緩衝地帯)に位置する為
このNGOの支援を通じて村落開発を支援することにしたわけだ。

村のメインストリート

残りの任期を賭けて、PB村の村落開発支援に取り組む。
同時に、地元小学校での環境教育も実施していく。





2011年9月19日月曜日

コンポスト

0.任地の天気
最近、夕方に雨。もう雨季に入っちゃうの
登山客がまだ多いだけに、天気は心配である。


1.大忙し
今から取り組むことを大まかに説明。

(1)コンポスト
有機ゴミを堆肥化する方法はいくつかあるが、
僕は高倉式コンポストを任地周辺の村落にて
普及させることにした。

ゴミを減らそう!
有機農業をしよう!
と、言うは易し、行うは難し。

周辺村落の開発支援も国立公園の重要な業務だ。
何処まで出来るか分からないけど、残りの任期を
賭けて全力で取り組む所存。

毎週一泊は村で寝泊まりしてコンポスト化に取り組む。


(2)ジャカルタージャパン祭り
9月25日(日)にジャカルタの独立記念広場で
ジャカルタージャパン祭りのフィナーレが開催される。

僕も参加して、国立公園の宣伝をして来ようと思う。
さらに、いくつかの日系企業もまわってコネクション作り。
特に、清涼飲料水メーカーとはコネを作りたい。

(3)国際会議、9月27日
気候変動関係の国際会議、
「Forest Indonesia: Alternative futures to meet demands for food, fibre,, fuel, and REDD+」
がジャカルタのシャングリラホテルで開催される。

僕は、上司を誘って参加することにした。
最新の議論に参加することで、同僚や上司のモチベーション
を上げるのが狙いである。楽しみだー

(4)新隊員さん受け入れ
青年海外協力隊は、年に4回派遣されるが、10月初旬に
新隊員さんが赴任する。その受け入れも重要な仕事だ。

(5)企業回り
そろそろ水資源保全に賛助して頂ける企業を探そうと思う。
アポ取って、渉外行って、説明して・・・
この繰り返しだと思う。


というわけで、結構忙しい。
いろいろと調整しなければいけないことも多く、
最近はブログの更新も滞ってしまった・・・

そして、ネットワークの調子も悪いため、
写真のアップは断念・・・次号では、僕が活動している村落を
紹介したいと思う。



2011年9月4日日曜日

Selamat Hari Raya

0.ジャカルタの天気
晴れ。断食明け大祭中は、車が異様に少なかった為、
ジャカルタの空は晴れていた気がする・・・

1.断食明け大祭
2億人のイスラム教徒が断食を終了。長期休暇に入った。
それに伴う帰省ラッシュで道路、空、鉄道は大混雑。

さすが、2億人の民族大移動!
逆に、首都ジャカルタはもぬけのから!

普段は大渋滞のジャカルタ・スディルマン通りも
スイスーイ進むことができる。素晴らしい。


しかし、ひとつの事件が発生した。
すなわち、「断食はまだ終了していない」との報道が
なされたのだ。

イスラム暦は月の満ち欠けが周期となっているが、
どうもイスラム法学者の間で、
月の満ち欠けを見ると、まだ断食は終わっていない!
との意見が出たのだ。

というわけで、断食期間が1日延長された模様。
私の眼にはテキトーというふうに映ったわけだが、
まぁ、インドネシア的には問題ないのだろう・・・w


2.海辺の夏休み
断食明け大祭(9連休)、ずっとジャカルタにいるのも変だと思い、
JICA職員たちと西ジャワの海に行くことにした。

Pelabuhan Ratu

波が高くて有名なビーチである。僕は泳げないのでサーフィンは
出来ない。「丘サーファー」で十分である。


夕暮れ時。

久しぶりに聴く潮騒のバラードと一緒に飲むビールは格別。
ちょっと大人の夏休みをエンジョイすることができた。


3.9月からの仕事
いよいよ本業の村落開発支援に取り組む。
農村部のNGOと組み、環境関連の啓発活動、
3R、コンポスト化等に取り組む予定だ。

今週から、部袋持参で農村に寝泊まりし、
民衆志向の活動を実践する予定だ。
The 協力隊?的な仕事を実践していきたい。

好きなら、頑張れよ。







自己紹介

自分の写真
Kenichi Yoshida(Mr).サラリーマン生活を経て2011年年始よりJICA青年海外協力隊でインドネシアに赴任。2013年1月に本帰国。