I am a JICA Junior Expert in Indonesia. Don't stop me now!

2011年1月30日日曜日

常夏の疲れ

0.天気
曇りときどき計画停電。
電力が不足しているので、各地域で計画的に停電中。
これがジャワ島なのだ。

1.一月最終週
今週は、常夏の疲れを感じた一週間だった。
語学学校の授業が15:00まで延長されたからだ。
朝8:00から15:00まで授業は結構きつかった。

そして、今週からスンダ語の学習がスタート。
発音がとにかく難しい!
英語、日本語ネシア語スンダ語・・・
もうゴチャゴチャである。

2.フィールドトリップ
今週は、さらにボロブドゥール遺跡とゴミ最終処分場にでかけた。

世界最大の仏教遺跡、ボロブドゥール。
何回も来ていると、来るたびに感動が薄れていく(笑)

ボロブドゥールの頂上から

遺跡裏側から。遺跡全体を見ることができる。同期隊員と共に。

帰宅途中、ムラピ山噴火の被災地近辺を通過。
土石流がすごい。
なぜ、こんなに危険な場所に家を建てるのか?
僕にはそんなことを言える資格はない。
それにしても、危険極まりない場所であった。

土石流で消滅した家屋たち。
もう一か所、ゴミ最終処分場に見学に行った。
ゴミ山には通い慣れているものの、臭いは強烈である。
そして、牛の数が多い!

牛がゴミを食べる→その牛を人間が食べる
ゴミの循環?

ジョグジャカルタ市のゴミ山。ゴミを拾う人、ゴミを喰う牛、そして・・・ゴミ山の未来は・・・

開発途上国では、様々な問題が同時に発生している。
日本では、公害、地球環境問題等は時間差で問題視される
ようになった。

様々な資源が欠如している途上国で、問題が同時多発すると
対応は困難を極める。どうすればいいのか?
ゴミ山に行くたびに考えさせられる。


2.赴任日程
2月4日に語学訓練を終了し、4泊5日かけてジャカルタへ帰着。
その後、2月11日に配属先に赴任することとなった。

無理せず、のんびり、でも全力投球で頑張りたい。
どうやら、僕は森林警察の寮に住むらしい・・・
また男子校かよ・・・orz


青年海外協力隊は、国民参加型のボランティア事業という位置づけである。
2年間の契約で配属先と協議しながら自由に活動することができる。

たしかに、隊員には人事評価はないし、あくまでもアマチュアがやる
国際協力なので事後評価もない。

だが、このことに甘えてはいけないと思う。
隊員は、仕事/業務をしに赴任するわけだ。
必ずしも結果が求められていない立場だからこそ、
自分に厳しくしないと、良い仕事はできないと思う。

赴任前にこのことだけは再確認しておきたい。
もちろん、どんな仕事にも共通するアタリマエのことだと思うが・・・

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自己紹介

自分の写真
Kenichi Yoshida(Mr).サラリーマン生活を経て2011年年始よりJICA青年海外協力隊でインドネシアに赴任。2013年1月に本帰国。